お金借りたら返す。そりゃ当たり前のこと。
その当たり前のことができない人達は世の中にはけっこういるもんで、消費者金融、果ては闇金に
まで手を出しとんでもない状況に陥ってしまう
自分の友人は○○モの携帯電話の支払いをずっと滞納してたら、一通の通知がきていて
「これ以上支払いをしない状態が続けば、他の業者に委託して取立てします。」
みたいな文面が届き、友人にお金を借りて支払っていた←(この状況もオカシイけど…)
ニュース番組などの闇金の取立てに関するドキュメントを見ると、電話での罵倒がスゴイ
標準語での罵倒よりも関西弁で罵倒されるとさらに怖い
人を人とは思わない、弱者への詰めより方が凄まじい
本人だけでなく、恋人・家族・知人…本人に関係する者ならば全てを巻き込んで
「あらゆる面での崩壊状態」を作り上げる。カオスのスペシャリストでも言おうか
言ってしまえば本人が全て悪い。
最初は1000円。1000円が10000円。10000円が100000円…とエンドレスに続く。
気づいた頃には抱えきれない額になっている
理由は身の回りに簡単にあるもの、パチンコ・パチスロ、競馬、カードでの多額の買い物。
ちっちゃい傷もどんどん大きくなって最後にはどうにもならなくなり、自爆
返せなければ、マグロ捕りに行くか、風俗行くか、臓器売るか、死んで保険金で返すか
自分の友人は、ちょっと前に東京・横浜に行った時に裏の人達と接触する機会があって、
人身売買の現場を見たらしい
そんなとこホントにあるもなんだ理由は上記理由故に売られる人達とのこと。怖い。
そんな闇金から借りるとどうなるかっていうことがこの本には分かりやすく書いてある。
パチンコ中毒の主婦、カードで多額の買い物してしまいパンク寸前のOL…
こういうマンガが好きな友人に勧められて読んでみた。読む前に友人から
「読んだ後に100万円くらい借金した気分になるよ。」
って言われて、大げさだなぁと思って読んでみると。ホントにそんな気分になって怖くなった
主人公、丑嶋は闇金融の社長。丑嶋の経営する10日5割の超暴利金融、カウカウファイナンスには、日々いろいろな人がお金を借りに訪れる。主人公は丑嶋だが、お金を借りに来る客およびその関係者に起こる色々な人間模様が描かれている。
続きモノではなく、各テーマに分かれて(~編みたいな)基本、ハッピーエンドはナシ
見てはいけないモノを見てしまいたくなる、他人の不幸の先がどうなるか知りたくなる。
一歩間違えば自分にも起こりうる事。
そうなる前に読んでおく、ある意味社会勉強のための必読の1冊