らんま1/2

トーフオヤコ

2008年02月22日 16:00



男と女が入れ替わる

ちょっと前にも同じテーマで書いたけど

やっぱり、この手のマンガは多い

ということは、ある種のお決まりみたいな話の展開なのだろう

しかし、前回も言ったとおり、扱いやすいテーマこそ他に付随する

緻密なストーリーやらギャグやら読者から求められるクオリティは高い

幼少の頃より格闘に励む早乙女乱馬は、父の玄馬とともに中国にある、呪泉郷に修行に行ったところ、父の玄馬は熊猫溺泉に落ちてしまい、水をかぶるとパンダに、乱馬は娘溺泉に落ちてしまい、水をかぶると女になってしまう体質になってしまった。

その後、日本に帰国した時に乱馬は父の口から、許婚として父の友人、天道早雲の娘がいると聞かされる。嫌がる乱馬を無理矢理天道家につれて行った玄馬だったが、二人はパンダと女の姿のままだったため、誤解が生じてしまう。玄馬の友人の天道早雲は、乱馬と自分の娘を結婚させて天道家ある道場を継いでもらうことが夢だったのだが、玄馬の子供が女の子だと思い込んでしまいショックを受ける。

一方、乱馬のことを女の子だと思って道場に誘う天道家の三女、あかねは乱馬と手合わせをして乱馬と仲良くなる。しかしその日の夜、乱馬は天道家で、天道家の長女、かすみから風呂に入るように言われ、しぶしぶ入ることにする。実はお湯をかぶると男に戻ってしまうからであり、乱馬は男に戻って風呂を上がるか、女のままで上がるかを悩んだが、男に戻って上がることを決意して風呂を出ようとするのだが、そこであかねとお互い裸のまま出くわしてしまう。

事情を知った早雲は乱馬が男であったことを喜び、長女のかすみ、次女のなびき、三女のあかねの中から好きな娘を乱馬に選ぶようにすすめるが、かすみとなびきは、あかねが適任者だと決めて、乱馬の許婚はあかねに決定する。しかし、風呂での一件で乱馬を変態呼ばわりし、お互いはいがみ合うようになる。早乙女親子はしばらく天道家に居候することとなり、乱馬はあかねと同じ高校に通うこととなり、騒がしい日常が始まる。

物語は主人公の乱馬を中心に、許婚のあかねや天道家の住人、乱馬のライバルたちを巻き込んで格闘物からコメディー、学園、季節物が中心となる。基本的には格闘物とそうではない話が交互に展開され、どの話にもコメディ要素は終始失われない。

このマンガは…

文句ナシに面白い!

高橋留美子はスゴイ!!